荒砥沢ダム崩壊現場(平成20年6月)
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岩手・宮城内陸地震で発生した荒砥沢ダム大規模斜面崩壊現場を中心とする被害調査に豊田准教授が行ってきました.被害調査の詳しい報告は先生の作成されたページ(先生のページはこちら)に譲ることとしまして,先生が現地で採取した土試料を対象とした各種物理試験を実施しましたのでレポートします.
崩壊現場写真†
室内試験写真†
- 現地で採取した砂岩・泥岩・凝灰岩は,かなり風化が進行しており,手で潰すと簡単に粉々になる状態でした.
- 研究室に持ち帰った各試料を乳鉢で砕ける範囲で細かく粉砕しました.
- それぞれの試料に対し,含水比試験,土粒子の密度試験,粒度試験を行いました.泥岩についてはIPがありそうでしたので合わせて液性・塑性試験を行いました.なお,当然の事ながら各試験ともにJGS基準に準拠して行っております.
- 土粒子の密度試験では,煮沸を行う代わりに,真空ポンプと真空容器を用いて真空圧を用いて脱気を行いました.
- 粒度試験ではいずれもIP<20ということで,過酸化水素を混入しない状態で試験に供しました.
- 試験当日は快晴で非常に熱い日でしたので,試験をM1に押しつけてM2は日向ぼっこにいそしみました・・・.手伝わんでエエの?.
試験結果†
砂 岩 | 泥 岩 | 凝灰岩 | |
自然含水比 wt(%) | 4.9 | 10.5 | 測定中 |
密度 ρs(g/cm3) | 2.626 | 2.593 | 2.559 |
均等係数 Uc | |||
曲率係数 Uc' |
添付ファイル:
























