推進管の大型模型実験(平成21年12月)
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本研究の概要 †
管路を構築するための推進工法にあっては,近年,長距離推進技術や急曲線推進技術が求められている.推進工法では,全ての推進管が掘進機とともに前進することになるので,これら技術課題を克服するためには,掘進機と全ての推進管からなる管路の全体系を考慮した推進メカニズムに関する理論的研究やそれを基にした推進管に作用する荷重の研究が必要である.そこで,直線・曲線推進時に推進力伝達材が推進管に与える影響を解明するために,推進管の継手曲げ実大実験を実施した.
実験の様子 †
本実験は,実大の推進管2本を継手を介して結合し,軸方向に載荷を行うことにより,曲線部・直線部において,推進力が継手を介して伝達されるときの,推進管に発生する応力・断面力,推進管の変形,および,隣接する推進管の相対的な変位を把握し,継手が推進管に与える影響を解明することを目的とする.さらに,本実験の結果を基に,継手の数値解析モデルの妥当性を検証する.
実験条件は,呼び計800mm,有効長2430mmの鉄筋コンクリート管を用いて,供試管の内側,外側にひずみゲージを貼り付けを行った.ジャッキは側方に8つ(片側4つ)
で,軸方向は受け側は反力BOX,上下で2つのジャッキを用いて載荷を行なった.(お疲れコメント)実験は何とか無事に終わり良い成果が得られました.研究室一丸となって実験を行ったのは良い経験となったでしょう.ただ一言言うなら,もう少し暖かい時にやりたかったな,と・・・.
添付ファイル:











