地盤工学会＆ソイルタワーコンテストin愛媛（仮）（平成22年8月）

ソイルタワーコンテストin松山(平成22年8月20日)†

　　（社）地盤工学会四国支部が主催する第5回ソイルタワーコンテストが愛媛大学城北キャンパスで開催され，大学，高専，社会人等，計12チームが参加しました．

　　この大会は，与えられた7試料（笠岡粘土，硅砂6・8号，まさ土，高炉水砕スラグ，PS灰，造粒PS灰）を自由に配合し，耐荷重を競い合うものです．そして，完成したタワーは，ソイルタワー値（耐荷重を質量で除した値）とプレゼンテーションを総合した得点により順位が決定されます．

　　我が研究室からは，M1 須佐見，中村，藤川，M2 松本，Dr．高田の5人で「チーム　米百俵」を結成し，出場しました．

　　果たして，結果やいかに!!!!!

練習編†

　　新潟と言えば「米」，長岡と言えば「米百俵の精神」ということで，今回のソイルタワーのコンセプトは「米俵」に決定しました．
　　そうと決まれば，山古志に稲をもらいに行き，ホームセンターへ行って農民に変身するための笠を購入，夜遅くまで一軸試験を行うなど，慌ただしい日々を過ごしていました．

　　また，長岡技術科学大学は「モノづくり」をモットーにした大学なので，何か新しい技術を提案できないかということから生まれたのが「パラボラアンテナによる含水比の測定」です．これは，CO2を排出することなく，その場で含水比を測定することができるという優れものです．

　　みなさんもお一ついかがですか？(笑)

潰す!!	含水比測定	ペタペタ	ナイスコンビ!
和気あいあい	運命の瞬間	ジャ～ン!!	ソイルタワーの解体ショー

本番当日†

ソイルタワー作成†

　　灼熱の太陽が降りそそぐ中，決戦の火蓋が切って落とされました．

　　皆それぞれの持ち場に着き，作業を行っていると，どこからか凄まじい音が!!!
　　あれは，和歌山高専のガニ君ではありませんか．
　　外人というだけで目を引くのに，ましてや，その彼がハンマーで締固めている姿は周囲を圧巻するほどの存在感があります．　　

　　それに動じることなく作業を行っていた我がチーム．
　　途中，予期せぬアクシデントに見舞われましたが，持ち前のチームワークの良さでカバーし，何とか時間内に完成させることができました．

豊橋技大	王者　和歌山高専	長岡技大は新潟の大学	チーム　米百俵
まきまき	熱いッ!	上皿天秤の神	似合う?
作戦会議	注目の的	汗も滴るイイ男(笑)	ラストスパート

プレゼンテーションと載荷†

　　藤川君の堂々としたプレゼンテーションからはじまり，質疑応答においても高田さんにフォローしていただくなど，出来る限りのこと行いました．

　　あとは神のみぞ知るということで(笑)．

　　そして，いよいよ載荷．
　　学校での練習では余裕で500kgに耐えていたことから，期待で胸が膨らみます．

　　耐荷重は応用地質チームには負けたものの，ソイルタワー値では他を大きく引き離して堂々の1位に!!!

お昼御飯は何食べました?	白熱する質疑応答	慎重にセット	僕が乗っても大丈夫!

表彰式†

　　運命の瞬間．
　　皆かたずを飲んで見守っています．

　　そして，向谷先生と目が合っちゃいました(笑)．
　　これは何かが起こりそうな予感!!!

　　それが現実となりました．
　　初出場にして「総合優勝」という偉業を成し遂げたのであります．

　　ここにたどり着くまでには様々なことがありました．
　　ですが，「結果よければ，すべてよし!」ということで，このメンバーでソイルタワーコンテストに参加できたことを誇りに思います．
　　そして，最後にはなりましたが，研究室の皆さんをはじめ，応援してくれた人々には大変感謝しています．ありがとうございました．　

満面の笑み	初出場にして優勝	先生もご満悦(笑)	2位の豊橋技大チーム
3位の応用地質チーム	先生もご一緒に	藤川君，指が3本になってますよ(汗)	僕を忘れないで!

その他の写真ショ～†