実務訓練

本学では,学部4年次の10月から2月末まで,大学院修士課程に進学が内定している学生を対象として実務訓練と呼ばれるインターンシップが行われています.
地盤工学研究室の学生は,以下(順不同)のような実務訓練先で研究・業務の補助を行い,実践的な技術を学び,大学院での研究にその成果を生かしています.

  • (財)鉄道総合技術研究所
  • (独)港湾空港技術研究所
  • 飛島建設㈱技術研究所
  • ㈱大林組技術研究所
  • 日建設計中瀬土質研究所
  • 中央復建コンサルタンツ㈱
  • 日本工営㈱
  • 日本シビックコンサルタント㈱
  • 応用地質㈱
  • 基礎地盤コンサルタンツ㈱
  • ㈱建設技術研究所
 
** 令和5年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
高縁 心日本工営㈱<レポート>
鈴木 凜太郎基礎地盤コンサルタンツ㈱<レポート>
湯守 泰良㈱建設技術研究所<レポート>
** 令和4年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
SAMPAYO GONZALEZ FIDEL ENRIQUE基礎地盤コンサルタンツ㈱-
松本 凌太朗日本工営㈱-
** 令和3年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
西村 哲也基礎地盤コンサルタンツ㈱-
岩崎 真也㈱建設技術研究所-
久司 智貴日本工営㈱-
** 令和2年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
森田 大貴基礎地盤コンサルタンツ㈱-
CHAVEZ GARCIA CARLOS日本工営㈱-
野田 裕太郎日本工営㈱-
** 令和元年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
石久保 将也マラ工科大学-
高木 伸晃基礎地盤コンサルタンツ㈱-
高見 和稔㈱建設技術研究所-
新野 祥平パシフィックコンサルタンツ㈱-
藤原 涼日本工営㈱-
芳野 弘基日本工営㈱-
** 平成30年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
小柴 直也㈱建設技術研究所-
佐藤 宏弥パシフィックコンサルタンツ㈱-
髙橋 宏希マラ工科大学-
田代 小牧日本工営㈱-
長井 優之日本工営㈱-
森山 哲成カタルーニャ工科大学-
LE HOANG KIM基礎地盤コンサルタンツ㈱-
** 平成29年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
VO NGOC BAU㈱キタック-
尾崎 祥太郎基礎地盤コンサルタンツ㈱-
桐生 千馬中央復建コンサルタンツ㈱-
NGUYEN VAN THINH(株)建設技術研究所-
中田 善人パシフィックコンサルタンツ㈱-
早川 飛翼日本工営㈱-
山之内 崇記ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱-
吉田 岬マラ工科大学-
** 平成28年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
井上 晋太郎タイ戸田建設-
岩渕 崇宏パシフィックコンサルタンツ㈱-
岡野 良日本工営㈱-
門脇 悠太中央復建コンサルタンツ㈱-
齊藤 悠耶基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社-
篠原 雅幸ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱-
高杉 凌平㈱建設技術研究所-
茶木 勇太公益財団法人鉄道総合技術研究所-
** 平成27年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
池田 圭汰パシフィックコンサルタンツ㈱-
相馬 裕希JR東日本コンサルタンツ㈱-
塚本 尚規カタルニア工科大学-
西村 裕平㈱建設技術研究所-
畑下 創紀基礎地盤コンサルタンツ㈱-
平川 亮太㈱開発設計コンサルタント-
LE LONG日本工営㈱-
** 平成26年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
新井 祐太中央復建コンサルタンツ㈱-
荒俣 兆(独)港湾空港技術研究所土質研究室-
安藤 正樹日本工営㈱-
岡田 広大応用地質㈱新潟支社-
桑原 正也日本シビックコンサルタント㈱-
高梨 諒ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱-
田中 秀幸パシフィックコンサルタンツ㈱-
田中 将平基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社-
中田 早紀㈱建設技術研究所-
平神 拓真飛島建設㈱技術研究所-
真鍋 晃一(財)鉄道総合技術研究所-
** 平成25年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
Pham Hung Vanジェイアール東日本コンサルタンツ㈱-
板倉 茉央カタルーニャ工科大学-
大森 洋介基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社-
河村 貴志応用地質㈱新潟支社-
Nguyen Duc Tam㈱開発設計コンサルタント-
櫻井 高志(独)港湾空港技術研究所土質研究室-
白井 隆文日本シビックコンサルタント㈱-
Soumpho Lphakdy Vanna日本工営㈱-
山村 恭子飛島建設㈱技術研究所-
吉崎 健司(財)鉄道総合技術研究所-
** 平成24年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
小川 秀成飛島建設㈱技術研究所-
黒橋 群㈱開発設計コンサルタント-
福田 圭基礎地盤コンサルタンツ㈱中国支社-
松尾 東(財)鉄道総合技術研究所<レポート>
赤井 勇司日本工営㈱-
** 平成23年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
AKATWIJUKA RONALD日本シビックコンサルタント㈱-
淡路 一成飛島建設㈱技術研究所-
NGO NGOC CUONG基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社-
豊島 克亘(独)港湾空港技術研究所土質研究室-
西屋敷 岳(財)鉄道総合技術研究所-
野本 将太応用地質㈱ 新潟支社-
松岡 治ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱-
矢澤 修一日本工営㈱-
** 平成22年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
森田 雅也㈱開発設計コンサルタント-
今村 良輔日本シビックコンサルタント㈱-
岩田 諒介中央復建コンサルタンツ㈱-
大森 絵美国土交通省北陸地方整備局 長岡国道事務所-
武田 成史(財)鉄道総合技術研究所<レポート>
檀原 志織基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社-
米川 幸宏(独)港湾空港技術研究所土質研究室-
** 平成21年度 **
氏 名実務訓練受入機関訓練レポート
中村 良平飛島建設㈱技術研究所-
根岸 瑞希-
中村 浩士基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社<レポート>
瀧瀬 真輝㈱開発設計コンサルタント-
竹中 光一郎ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱-
松岡 知弥日本シビックコンサルタント㈱-
東川 正和(財)鉄道総合技術研究所-
須佐見 朱加応用地質㈱ 関西支社<レポート>
垣内 祐輝中央復建コンサルタンツ㈱-
苗田 浩理(独)港湾空港技術研究所土質研究室-
** 平成20年度 **
田崎 健祐飛島建設㈱技術研究所-
稲田 匠吾日本シビックコンサルタント㈱-
中島 千博ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱-
山内 郁人(財)鉄道総合技術研究所-
CHANTHAVONG THANONGDETH日本工営㈱-
佐藤 勇太応用地質㈱ 新潟支社-
登坂 直城(独)港湾空港技術研究所土質研究室-
橋本 詩穂基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社-
** 平成19年度 **
伊藤 隼人日本工営㈱-
後藤 健吾日本シビックコンサルタント㈱-
田邉 寛典(独)港湾空港技術研究所土質研究室-
星野 笑美子応用地質㈱ 新潟支社-

実務訓練レポート

実務訓練レポート:高縁 心(日本工営㈱)

1.実務訓練先

  • 私が実務訓練先として選んだのは、業界最大手の建設コンサルタントである日本工営株式会社です。選んだ理由として,私はコンサルタントという職に興味があり、自分が学んでいる土木の分野と合わせた建設コンサルタントはどのような職業なのかを知りたいと思ったからです。 その中でも地盤に関係する地盤技術部の土質課で4か月と少しの期間を過ごしました。

2.主な仕事内容

  • 私の主な仕事内容としては、資料整理や室内土質試験のデータ整理、解析ソフトを用いた地盤解析です。その他にも発注者さんとの打ち合わせに参加したり中央研究所での試験の補助、ボーリング現場へ見学に行ったりと建設コンサルタントとしての業務に幅広く携わらせていただきました。 工事の取り掛かりにあたって必要となる事前準備として、道路使用許可申請書作成から警察署へ提出に行ったりもしました。 専門的な事を学ぶだけではなく、業務を通して全体のイメージがつきやすくなるよう、業務に係るあらゆることに携わらせていただきました。    3.実務訓練の所感
  • 約4.5か月に及ぶ実務訓練期間でしたが、実際の現場の試料に触れる機会や、その試料で試験を行って結果が地盤解析に用いられていく等、大学では学べないことの数々を学ぶことができました。 建設コンサルタントの業務の流れや雰囲気を社会人になる前に間近で感じることができ、貴重な体験ができたと思います。加えて、今後社会人になる身として必要なものは何かを社員さん方とコミュニケーションをとりながら切に感じることもできました。 今回私を受け入れてくださった日本工営株式会社の皆さんには感謝の気持ちで一杯です。

4.実務訓練中の生活スタイル

  • 7:45起床-8:00出発-9:00出勤-11:50昼休み-17:30退社-18:30自宅

5.実務訓練中の様子

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ボーリング調査見学デスクワーク中?

実務訓練レポート:鈴木 凜太郎(基礎地盤コンサルタンツ㈱)

1.実務訓練先

  • 私が実務訓練先として選択したのは基礎地盤コンサルタンツ株式会社です. 実務訓練先としてこの会社を選んだ理由としては, 土木分野におけるコンサル業務だけでなく, 現場や試験室など様々な業務に携わることができることが魅力に感じたからです.

2.実務訓練内容

  • 実務機関全体を通しては, 京都府大規模盛土の第二次スクリーニング計画の業務の補助を行っています. 業務内容としては, 現地踏査の内容や盛土内の住宅数などから優先度や被害規模を相対的に評価し, 優先度のグループ分けを行い, 後の第二次スクリーニングの計画を立案するものです. 10月, 11月には和歌山県に簡易貫入試験の実施に同行させていただいたり, 大阪府吹田市でボーリング現場を見学させていただきました. また, 12月4日~22日の約3週間は大阪府八尾市にある関西試験室試験で業務補助や力学試験などを行いました. 実施内容としては, 試料の抜き出し, 成形などの業務補助や, 一軸圧縮試験や三軸圧縮試験(液状化試験, 動的変形試験)などの室内土質試験の実施及び見学などを行いました.

3.実務訓練の所感

  • 実務訓練期間中, 京都府大規模盛土第二次スクリーニング計画業務を通して, 現地の様子や, 住宅数などから滑動崩落発生時の居住者などに及ぼす影響について理解することができました. 実務訓練にくる前までは, 盛土や擁壁についての知識が全くなかったので, 業務を通じてそれらの知識をつけることができてよかったです. また, 試験室では, 試料の抜出しや土質試験の実施など地盤に関する貴重な経験をさせていただき, とても有意義な経験を得ることができました. ありがとうございました.
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現場見学試料成形前試料成形後

実務訓練レポート:湯守 泰良(㈱建設技術研究所 東京本社)

1.実務訓練先

  • 私が参加させていただいた実務訓練先の機関は,㈱建設技術研究所 東京本社 構造部です.建設技術研究所は,日本で最初の建設コンサルタントとして70年以上の歴史を誇る会社です.私がこの実務訓練先を選んだ理由は,上記のような歴史の長く,建設コンサルタント業界を牽引するような企業で最先端の技術を学びたいと考えたためです.また,学校では関わることのない設計業務を経験したいといった理由もありました.

2.現在の仕事内容

  • 私は実務訓練において様々な業務を経験させていただきました.そのなかでも特に携わらせていただいた業務は,橋梁新設業務での地盤条件の決定です.内容としては,初めに橋梁を新設する場所で行われたボーリング等の試験結果から,地質縦断図・横断図を作成するために地層を推定する作業を行いました.その後,下部工の基礎となる部分の地盤定数(N値や粘着力や内部摩擦角など)の情報を集め,試験値か設計要領等の推定式どちらを使うべきかを打ち合わせで決定しました.決定した地盤定数を用いて支持層や耐震設計上の基盤面を定め,地盤種別や液状化判定も行いました.また,最後には地盤条件以外の条件も絡んでくる動的解析を経験させていただきました.他にも,社内以外の業務として現地踏査や他の会社との打ち合わせにも参加させていただきました.

3.実務訓練の所感

  • 私は実務訓練に参加するまで橋梁の設計の知識は全くありませんでした.そのため,初めは上部工・下部工がどの部分かわからないような状態でしたが,社員の方が一から説明してくださり,帰るころには初めは聞きなじみのなかった言葉も理解できることが増えました.橋梁の設計業務での照査には多くの人が携わり,近年問題になっている設計ミスの防止対策にも注力されており,私自身も結果を出すだけでなくその結果が正しいのかを確認するようにしなければならないと思いました.今回,4カ月ほどの実務訓練を経験して,建設コンサルタントがどのような仕事をしているのか学ぶことができました.それだけでなく,実際に働いたときに今の自分自身にどのような能力が足りないのかを就職前に知ることができ,これからの大学院生活でしなければならないことを見つける大変貴重な経験ができました.

4.訓練中の生活スタイル

  • 6:00起床 ― 7:00出発 ― 9:00出勤 ―17:00退社―19:00帰寮 ― 23:00就寝

実務訓練レポート:松尾 東((財)鉄道総合技術研究所 構造物技術研究部)

1.実務訓練先

  • 私が実務訓練先に選んだのは,公益財団法人鉄道技術総合研究所(以下鉄道総研)トンネル研究室です.私は現在,将来的に鉄道事業へ従事したいと考えております.このことを踏まえ翌春からの大学院進学にあたり,「研究」とはどのようなことかを学ぶため,日本でも鉄道研究において屈指の機関である鉄道総研を選びました.

2.現在の仕事内容

  • 私は現在,数値解析による山岳トンネルの覆工設計と模型実験による山岳トンネルの覆工実験を行っております.数値解析では鉄道総研独自の解析ソフトを用いて骨組構造解析を行い,鉄筋コンクリート覆工の設計をしています.模型実験では1/5スケール大型トンネル覆工模型を用いて様々な条件における実験の補助,データ整理を行なっています.また,担当研究員の方に御指導いただきながら土木学会への年稿の執筆も行なっております.

3.実務訓練の所感

  • 実務訓練開始直後は,慣れない環境と初めて扱う「トンネル」に関する課題に非常に戸惑い,悩みましたが主体性と自主性をもちながら仕事へ取り組み,分からない部分は積極的に担当研究員の方へ質問することで解決することができました.研究員の方々は皆さん非常に優しく,分からないところは丁寧に教えてくださります.また,所内の研究員以外の方々も折に触れてコミュニケーションをとってくださるので,非常に安心して充実した所内外生活が送れました.さらに,鉄道総研での実習は所内だけではなく所外での勉強会や,現場見学の機会などもあり他大学の先生,鉄道事業者,ゼネコン,設計コンサルタントなど,様々な方とお話させていただく機会がありました.学生という身でありながら,技術と知識を持ち合わせた社会の大先輩の貴重なお話を拝聴することができ,これから就職活動を行う自分自身にとって大変貴重な経験となりました.全体を通じて,鉄道総研での私のインターンシップは非常に有意義なものであり,トンネル研究室でインターンシップを行うことができ非常に良かったと思っております.
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クラック測定作業

実務訓練レポート:武田成史((財)鉄道総合技術研究所 構造物技術研究部)

1.実務訓練先

  • 私が実務訓練先として選択した機関は(財)鉄道総合技術研究所であり, ここは鉄道に関する研究機関としては日本最大規模とされています. 私が鉄道総研を選んだ理由としては現在,鉄道は身近な公共交通となっているが, 土木分野ではどのような研究がなされているかを学びたいと思ったからです.

2.現在の仕事内容

  • 実務先ではれんが積み覆工トンネルに関する模型実験に従事しています. この実験の目的はブロック積みトンネルの地震時における変形挙動や変形性能の把握を目指すことです. 私が実務訓練に配属された10月は試験体作成作業の最終段階でしたが, 私の与えられたテーマは11月が本実験と予定されていたので,10月は実験準備に携わりました. 具体的には模型の作成や計測器の取り付けなどを行いました.私はこれまで計測器に触れたことがありませんでしたが, 研究所の方に計測器の扱い方などを教えていただき作業を行いました. 現段階では,データ整理は行っていませんが12月中にデータ整理を行い報告書の作成に取り掛かる予定です. 現在は,別の新たなテーマの実験作業を行っております.また,12月中旬には地下鉄の現場に見学に行く予定です.

3.実務訓練の所感

  • 研究所では鉄道構造物のこれから起こる問題を現段階から思考し, 安全な鉄道を守る研究がなされていました.私は実務訓練に来る前まではトンネルに関する知識は全くありませんでした. しかし,職員の方からトンネルに関する様々なこと, 実験担当者の方からは過去に現場でトンネルを施工していた時の話などを教えていただき, 大学の講義では聞くことのできない貴重な施工現場での話を聞かせてもらっております. また,実務訓練期間には社会人の様々な業種の方と話をする機会が多くさまざまな分野の話が聞くことができ 自分自身の将来の選択を考える良い機会となりました.残りの期間では社会人としてのマナーなども教えていただき, 座学では経験できない数多くのこと教えていただきたいと思っております.

4.訓練中の生活スタイル

  • 7:20起床-8:20出発-9:00出勤-12:00昼休み-18:00退社-19:00帰宅

5.実務訓練の様子

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地盤の作製作業計測器の取り付け作業実験装置の準備作業

実務訓練レポート:須佐見朱加(応用地質㈱ 関西支社)

1.実務訓練先

  • 私が実務訓練先として選んだのは,地質系コンサル最大手の応用地質株式会社であり,その中でも試験業務を受け持っているコアラボセンターで研修をさせていただいています.この会社を選んだ理由として,私は以前から研究職に興味があり,現場と試験室が密接な関係であることから現場の現象と試験技術を関連付けて考えることができると思ったからです.

2.現在の仕事内容

  • 10月から12月にかけては「土に対する感性を養う」という観点から,実際の現場で採取されたサンプリングの押し出し,観察,成形,および力学試験を中心に行いました.その結果,ある程度ではあるが,試料を触り,土の種類や含水比,および強度などが分かるようになりました.また,1月と2月は今まで研修してきたことを踏まえ,実際の現場で問題とされている事象について研究を行っています.その他,社会貢献の一環として行っている小学校への出前授業にも参加させていただきました.

3.実務訓練の所感

  • 私は研修させていただくまで,「地中深くの土」というのを見たことがありませんでした.ですが,業務の中で様々な地域の試料に触れたこと,さらにその試料を用いて研究をさせていただけたことは大変貴重な体験だといえます.また,5カ月という長期にわたって研修をさせていただき,地盤に関することも教えていただきましたが,それ以上に社会人としての立ち振る舞いなど大学の講義では得られない財産を得ることができました.本学の特色である実務訓練は,自分の将来展望を形成する上でも大変有意義なものとなりました.

実務訓練レポート:中村浩士(基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社)

1.訓練の模様

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ゴム巻き挑戦中三軸セット中沈降分析中ボーリング調査

2.現在の仕事内容

  • 実務訓練実施前に提出した「埋立土の液状化評価手法」の希望を受け入れて頂き,実務先では「埋立地盤の土質調査及び液状化判定」というテーマの元で実際に業務に従事しました.目的としては人工島エプロン部の地盤性状を把握し,液状化判定を実施するものです.私が実務訓練に配属された10月は,まだ現地調査を行っている段階であり,工期が12月末までであることから業務内容すべてに立ち会うことができました.10月~11月上旬の期間は現場においてボーリング調査及び原位置試験の立ち会い.11月中旬~12月上旬は奈良県にある試験室において室内土質試験を行いました.室内試験では物理試験(沈降分析,ふるい分析,液塑性限界試験など),力学試験では地盤の変形特性を求めるための繰返し三軸試験(動的変形試験),液状化強度を求めるための繰返し三軸試験(液状化試験)を行いました.12月中旬より年末にかけて関西支社において一次元地震応答解析(SHAKE及びFLIP)を行い,液状化判定を行いました.現在は工期が終了したことから,別業務である河川堤防の浸透流解析を行っています.また,中空ねじり試験の業務が2月より始まるので見学に行く予定です.

3.実務訓練の所感

  • 私の場合は実務訓練の配属時期が良かったため,希望するテーマに合致する業務を行っていました.業務では,現場立会いから原位置試験(PS検層,不攪乱試料採取など),室内土質試験(物理試験,力学試験),解析(一次元地震応答解析),AutoCAD等を学ぶことができました.大学院での研究テーマを実際の業務において,すべての段階で参加できたのは大変貴重な体験であると思います.また,就職前に半年間会社に配属され,実際の業務を体験できることは将来の就職先の選択に大いに役立つと考えます.そういう意味からも学部4年に実施される実務訓練は非常に有意義な制度であり,他大学にない本大学の魅力の一つだと思います.

4.訓練中の生活スタイル

  • (関西支社)5:30起床 - 7:40出発 - 8:30出勤 - 12:00昼休み - 17:30退社 - 18:30宿舎到着
  • (試験室:奈良県)5:00起床 - 7:00出発 - 8:45出勤 - 12:00昼休み - 19:00退社 - 21:00宿舎到着
  • 土日祝日は基本的に休みなので大阪の友達と遊んだり買い物をしたり充実した日々を送っています.神戸の東灘区に宿舎があることから神戸や大阪はもちろん,京都,和歌山にも遊びに行きました.

添付ファイル: fileC02.jpg 96件 [詳細] fileC01.jpg 100件 [詳細] fileB03.jpg 97件 [詳細] fileB02.jpg 97件 [詳細] fileB01.jpg 106件 [詳細] fileA03.jpg 1900件 [詳細] fileA04.jpg 1752件 [詳細] fileA01.jpg 2486件 [詳細] fileA02.jpg 1793件 [詳細] fileM1.jpg 1376件 [詳細] fileT3.JPG 1579件 [詳細] fileT1.JPG 1639件 [詳細] fileT2.JPG 1543件 [詳細]

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