新潟・山形地震調査(令和元年6月19日)

新潟・山形地震調査(令和元年6月19日)

 令和元年6月19日,18日に発生した新潟・山形地震の被害調査を行ってきました.調査者は豊田准教授と高田技術専門職員です.道中,県境の国道7号線沿いで瓦屋根が被害を受けている建物が散見されました.液状化被害が発生した鶴岡駅前では,簡単に踏査しましたが,主だった被害は確認できず,報道で有名になった駐車場の液状化被害のみでした.この現場で確認できた噴砂と似たようなものが駅裏にありましたが,とても小さな規模で液状化によるものか判断できませんでした.

 345号線の河道閉塞現場では,幅約30m,高さ10m程度の表層崩壊が発生しておりました.見た目ですが,砂質土系の地盤が主体で,崩壊土砂が河道を越えて対岸の水田にまで及んでいました.閉塞部分は自然に流れ出た様子で,踏査の段階では閉塞が解消されていました.落石現場については落石により通行止めになっていましたが,被害の規模は非常に小さいものでした.地山にはすでにラスが張られていたため,地震の度に風化が進行した表層部分が落石しているものと思われます.

 全体的にこれまでの地震被害に比べて地盤被害は限定的で小規模でありました.