中越・中越沖地震現場見学会(平成20年7月)
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7月30日に東京大学と埼玉大学と合同で中越・中越沖地震現場見学会を行いました.午前9時から午後4時までのスケジュールで,長岡市,旧山古志村を中心に見学を行いました.昼食は持参したお弁当を旧山古志村役場内山古志会館でとり,合わせて地震の記録ムービーを見せて頂きました.本研究室からは,豊田准教授とDr.高田とオープンハウスで研修中の函館高専生が参加し,長岡国道・湯沢砂防さんのお力をお借りしてエスコートしました.
- 見学内容
- 中越沖地震: 大積千本
- 中 越 地 震: 妙見・山古志トンネル・東竹沢河道閉塞地すべり・木籠地区・楢木・寺野
- そ の 他 : 中山隧道・錦鯉
中越沖地震-国道8号線大積千本本復旧工事現場†
- 中越沖地震で大規模な斜面崩壊(被災状況はこちら)が発生し,道路が流されたこの現場の本復旧を見学しました.道路本体は,軽量盛土工法の一種であるEPS工法が採用されておりました.見学当日は盛土工事が完了した後だったため,盛土前面に設置された化粧パネルしか見ることができませんでした.その他,一部河道閉塞した黒川の護岸工および植生工が施されており,道路法面を保護する工事がなされておりました.数ある
工法の中で,一桁国道の復旧ということもあり,時間的制約を最優先したEPS工法が効果を発揮したようです.
中越地震-山古志トンネル・東竹沢河道閉塞地すべり・楢木・寺野†
- 中越地震で数々の斜面崩壊と河道閉塞による二次的災害を被った現場を見て回りました.東竹沢で発生した大規模斜面崩壊による河道閉塞現場では,仮排水路の撤去と排水路本工事が着々と進んでいました.寺野地区は久しぶり見学に訪れたせいか地震当時の面影がほとんど無くなる位,復旧工事が進んでおりました.楢木の大規模斜面崩壊現場では,すっかりきれいな状態に姿を変えておりました.きれいな山の景観が広がる中,牛舎からモーモー鳴き声が響いておりました.
その他-中山隧道・錦鯉†
- 山古志会館での昼食後,地震の記録ムービーを見せて頂きました.外国からの留学生が多く参加されておりましたので,ところどころ東大の東畑先生や小関先生の通訳付きで見ていました.
- 昼食後に移動し,日本一の手彫りのトンネルで有名な中山隧道に行きました.この中山隧道は,小松倉から広神村・小出町への抜ける道で,重要な生活道路として集落を支えてきたそうです.平成10年12月に国道291号道路改築工事による隧道に併設して施工された新中山トンネルが開通するまでの約50年間利用されてきたそうです.見学者全員で懐中電灯を頼りに全長877mの隧道を歩いて通りました.隧道の中は寒いし暗いです.湧水が多く濡れました・・・
- 本見学会の最後に,長岡国道さんと函館高専の学生を連れてDr.高田の新潟の実家(山古志虫亀)に立ち寄り,山古志と言えばコレと言わんばかりの泳ぐ宝石,養殖の錦鯉を見せて頂きました.
添付ファイル: C04.jpg 1304件 [詳細] B01.jpg 1266件 [詳細] B07.jpg 1315件 [詳細] A13.jpg 1234件 [詳細] A08.jpg 1145件 [詳細] A09.jpg 1118件 [詳細] B09.jpg 1345件 [詳細] A03.jpg 1255件 [詳細] C08.jpg 1268件 [詳細] B08.jpg 1253件 [詳細] C06.jpg 1296件 [詳細] C03.jpg 1278件 [詳細] C02.jpg 1290件 [詳細] B05.jpg 1187件 [詳細] A12.jpg 1206件 [詳細] A11.jpg 1160件 [詳細] A02.jpg 1249件 [詳細] C05.jpg 1232件 [詳細] A05.jpg 1120件 [詳細] B04.jpg 1297件 [詳細] A06.jpg 1114件 [詳細] B02.jpg 1279件 [詳細] B10.jpg 1253件 [詳細] C01.jpg 1271件 [詳細] B03.jpg 1213件 [詳細] B06.jpg 1302件 [詳細] A10.jpg 1242件 [詳細] A07.jpg 1292件 [詳細] A01.jpg 1259件 [詳細] C07.jpg 1311件 [詳細]