2007/8/9 の調査 (9th August, 2007 Investigation)
はじめに
鯖石川と鵜川における旧河道と被害の関係を調べるため,橋場町と水道橋公園を調査しました.旧河道跡で,大きな被害が見られました.また,西本町2丁目で見られたすべり(段差)の斜面下を詳細に調査しました.
柏崎市橋場町
- 柏崎市橋場町14の旧河道境界付近の被害です.ずれが発生しているようです.
- 柏崎市橋場町14の全景です.道路がいくつかの筋で被害を受けていることがわかります.
- 柏崎市橋場町10の西側の道路から西を見ています.圧縮されているのがわかります.
- 柏崎市橋場町10の東側の道路から東を見ています.地盤変形が発生しています.
- 柏崎市橋場町10の東側の道路です.舗装がはがされているので,大きな被害が発生したことがわかります.
- 柏崎市橋場町10の東側の道路から東にある空き地です.亀裂および変形が発生しているのがわかります.
- 開運橋の橋台の被害です.クラックが発生しています.
- 開運橋横(柏崎市橋場町11)の水道管です.堤防が沈下したためか,水道管が堤防の上に出てきて,ブロックが壊れています.
- 柏崎市橋場町18の東側の道路から堤防を見ています.堤防から道路にかけて大きなずれ(段差)が発生しており,トンパックで堤防が補修されています.ここは旧河道跡にあたります.
- 柏崎市橋場町17の東側の道路の被害です.ここも旧河道跡です.
- (a) 9月1日に撮影しました.この亀裂は旧河道との境界と考えられ,この白い家屋を横切っています.横には噴砂跡も見られます.この家屋には,地盤変形による引き裂かれるような大きな被害が発生しています.
柏崎市西本町2丁目,西港町
- 被害を受けた西永寺です.以前報告しましたように,この裏ですべり(段差)が発生しています.
- 西永寺の斜面下です.擁壁に大きな被害は見られませんが,ある部分は前にはらみ出してきているのがわかります.
- この辺りは,県により急傾斜地崩壊危険区域に指定されています.
- 柏崎市西港町7の斜面下の民家も,地盤が道路方向に動くことによって被害を受けているようです.
- 西港町8の西永寺より西方の斜面下の擁壁です.以前報告しましたように,この斜面上ですべり(段差)が発生しています.擁壁の移動があったのか,トンパックで押さえられています.
- 斜面上の茶色い家の下の擁壁です.やはり前には動いているようです.
- この擁壁に隣接している駐車場の床板ですが,道路方向にずれているのがわかります.
- この駐車場前の民家ですが,やはり地盤に押されて被害を受けているようです.斜面下はかなり広い範囲で地盤の移動があります.液状化した可能性もあるかもしれません.ただし,噴砂等の液状化跡は認められませんでした.
- 西港町8の斜面下の民家の被害です.
- 西本町2丁目11の最も西側から見ています.斜面上から下にある民家が大きく被害を受けています.
水道橋公園
- 柏崎市大久保1丁目の水道橋公園です.鵜川の旧河道が通っていたところです.大きな段差があります.
- 旧河道に沿って段差が発生しています.
- 段差はずっと続いています.
- 水道橋公園の説明が書かれています.
- 以前の橋の名残,新橋です.水道橋と反対方向にあります.
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