2004/12/12 の調査 (12th December, 2004 Investigation)
はじめに
中央大学の國生先生らと小千谷塩谷の大地すべりを調査しました.朝は靄がかかって全体を把握できませんでしたが,霧が晴れるにしたがって,すごい地すべりが目前に現れました.
県道474号線
- 靄がかかっていて,幻想的です.これは自然斜面の道路崩壊ですね.
- これも自然斜面が崩れています.
- 前に見える標識が,山古志村と小千谷との境界です.
- 道路を乗り越えてっと.
- 帰りに霧が晴れるとこうなります.
塩谷
- ガスが晴れてきて,全貌が明らかになってきました.下にある木は傾いていますが,もしかしてこれは上からすべってきた土塊ですか.すごいですね.
- 下にあるあの土塊,池がクラックだらけで,傾いてしまっていますが,元々この斜面上にあったのが,すべっていったのですか.
- 岩盤のすべり面が現れています.表層は未固結の砂質土です.
- この土塊が上からすべってきて,のりあげたようになっています.
- 上にはいくつか池があり,そこから切れてすべっています.
- 下のすべり土塊です.確かに池が切れたようになっています.
- すべり土塊を調査してみましょう.ボコボコですね.
- すべり土塊内の池の段差です.すべり土塊の中でもすべりが発生しているようです.
- すべり土塊が大きく二つに割れています.何が起こったのでしょう.
- ここから見るとすべったことがよくわかります.
- ボコボコの池を乗り越え,下っていきましょう.
- 下には看板が.元々上の方の道にあったのでしょうね.
- 岩盤面が見えます.
- 傾斜等を調べてみましょう.落ちないようにしましょう.この岩盤面の傾斜は約35度ありました.急ですね.
- 全景です.しかしきれいにすべっていますね.動かざること山のごとし...と名言がありますが,ここでは"山が動いた"という表現がぴったりです.
RETURN