2006/11/17 の調査 (17th November, 2006 Investigation)
はじめに
妙見の災害復旧現場を見学する機会を得ました.福田組さんの案内です.
妙見
- 妙見の岩盤崩落現場です.切土され,グラウンドアンカーで補強されています.
- 崩壊現場を登っていきます.信濃川の方向に大きいな岩が崩れていることがわかります.
- 崩壊地はこのように切土され,ロックボルトで安定化を図ります.
- このように大きな岩がぱっくり割れています.
- さらに上の方に登っていきます.
- クラックがあるのがわかります.昔,この斜面から,磨き砂を取っていたため,縦横無尽に空洞があるようです.この空洞を埋めるために充填材(7,000立米)を注入したのですが,この時にクラック部分にも充填材が入っていったことがわかります.
- 信濃川方面を眺めたところです.
- 北側の斜面は,ロックボルトにのり枠工です.安定していると判断したのか,これは表層部だけの補強となります.同様の地質と考えられるので,グランドアンカーにより,さらに深いところまで一体化を図っておいた方が安全ではあります.
- 補強後の斜面には,吹き付け工が行われています.景観に配慮でしょうか.いずれ草が生えてグラウンドアンカーは見えなくなります.
- 斜面上部にはこのように大きなクラックがあります.これは,北側の沢方向へのクラックです.
- 斜面の上から信濃川を眺めたところです.
- 空洞に充填材が注入された跡が現れています.
- 花が添えられていますが,このすぐ下のところで,車が崩壊に巻き込まれました.
- こちらの斜面はJRによりのり枠工で補強されています.
- 日も陰ってきたので,これで現場を後にします.
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