2005/5/27 の調査 (27th May, 2005 Investigation)
はじめに
ジオテキスタイルの委員会の人たちと山古志の補強壁の被害を調査しました.
山古志,虫亀地区
- カーブにさしかかるところにジオテキスタイルの補強壁があります.はらみだしているのがわかります.
- ジオテキスタイルの補強壁の横のL型擁壁です.こちらもはらみだしています.
- L型擁壁の横のテールアルメ壁です.こちらもはらみだしとずれが生じています.
- 写真左からジオテキスタイル補強壁,L型擁壁,テールアルメ壁と並んでいます.道路はかなり陥没,変形していますので,まっすぐに押し出されたことも考えられます.
- この斜面には,高さ方向中程に一枚,排水のための不織布が埋められているそうです.集水地形になっているようでしたが,軽微な変形しか認められませんでした.
山古志,種芋原地区
- ジオテキスタイル補強壁が使われています.層になっているように見える所にジオテキスタイルが敷かれています.
- コンクリートとの間には,どうしても隙間が出来ることが多いそうです.剛なものと軟らかいもの,仕方ないかもしれません.
- 角は土が流れ出してしまっています.
- 土が流れ出した角を上から見たところです.表面保護のジオテキスタイルも見えます.
- ジオテキスタイル補強盛土の上です.クラックが発生していますので,変形もしたようです.
山古志,竹沢地区
- ここにもジオテキスタイル補強壁があります.
- 補強壁の横ですが,こちらの方が被害が大きそうです.
- ジオテキスタイル補強壁の下では大型パイプを埋めていました.水路でしょうか.
- 鋳型ブロック擁壁が折れてしまっています.
- 旧村役場から撮った地すべりです.
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