2008/6/23 の調査 (23rd June, 2008 Investigation)
はじめに
2日目の調査になります.調査団メンバーは,酒井氏,植竹氏(以上,防災科研),原氏(和歌山高専),ハザリカ氏(秋田県立大),細野氏(豊橋技科大),武田氏(基礎地盤コンサルタンツ)です.この日の朝に,宿泊先の宮城県大崎市を出発しました.荒砥沢ダムの上流側にアプローチする予定です.
花山〜荒砥沢ダム
- 宮城県栗原市花山の民家の被害です.ブロック塀が落ちたようです.民家の被害は少なく,目立ったものはほとんどありません.
- 瓦に被害を受けています.この地域,トタン屋根が主流で瓦屋根はそれほど多くありませ.
- 荒砥沢ダムの少し下流に見られた急斜面の崩壊です.
- ゴロゴロした岩塊が川に落ちています.
- 荒砥沢ダム上流の東側(シツミクキ沢)での斜面崩壊です.
- 荒砥沢ダム北側の道路(日影森)を復旧しています.
- 道路に大きな段差ができています.
- 先ほどの道路の段差ですが,こちらの斜面から動いているのがわかります.
- この道を曲がれば崩壊地が見えるはずです.
- 崩壊地が見えてきました.
荒砥沢ダム地すべり
- ここで道路が完全に落ちています.危険でこれ以上先には進めません.
- ものすごい土砂の移動があったことがわかります.
- どのように移動したのか非常に複雑です.多くのブロックに割れてから,複雑に崩壊したと思われます.
- 滑落崖です.最大150mほどありそうです.凝灰岩層ですが,層に分かれているのがわかります.上部は風化しているようで,調査中も小さく崩れ落ちていました.
- 道路側の滑落崖です.
- すべりで発生したと思われる,大きな条痕があります.
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