2002年1月25日,新潟県北魚沼郡守門村で土砂崩れが発生.稲葉トンネルが崩壊して,東野名地区は孤立状態に.比較的近場なので,すぐにも現地入りしたかったのですが,一筆書きの旅行計画が...ちゃっかり旅行はすませ,学生を引き連れ,満を持しての出動です.修論でくすぶっている学生にも外の空気を吸わせねば.そりゃ,太陽を当ててやらんと,育つものも育ちませんわな.
東野名地区へ通ずる,封鎖されている稲葉トンネル手前で撮影.結構近くまで車で入っていけます.後は歩きですが,雪が少なくて助かった.
かなり風化した岩といった感じでしょうか.こりゃ,崩れやすそうですね.
孤立した村と対岸に設置された関係者用駐車場です.車だけ,仮設車道でこちら側に渡したようです.
東野名より見た仮設歩道橋です.仮設車道はすでに撤去されていました.村はこの歩道橋のみでつながっています.
東野名側より見た稲葉トンネル.こちら側はスノージェットですね.向こうには崩壊跡が見られます.村のおばあさんより,"ご苦労様です" と挨拶されるも,我々では何の役にも立ちません,と自責の念に耐えながらの見学です.
東野名側より封鎖されたトンネルを覗いてみました.トンネル内に土砂が崩れているのがわかります.