一般形: = SUM(範囲) … 指定された[範囲]の値を積算する = SUMIF(範囲, 検索条件, 合計範囲) … [検索条件]に合致した[範囲]の行と同じ行にある[合計範囲]の値を積算する = SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …, 条件範囲n, 条件n) … 全ての条件に合致した条件範囲の行と同じ行にある[合計対象範囲]の値を積算する 使用例: = SUM(A1:A10) … A1〜A10セルの値の合計を求める = SUMIF(A1:A10, "<>0", B1:B10) … A1〜A10セルで値が0でない行のB1〜B10の値の合計を求める = SUMIFS(C1:C10, A1:A10, "<>0", B1:B10, "B>0") … A1〜A10セルで値が0でなく、B1〜B10セルで値が正の行のC1〜C10の値の合計を求める
一般形: = ROUNDDOUN(値, 桁数) … 指定された[値]の小数点以下第[桁数+1]位の値を切り捨てる = ROUNDUP(値, 桁数) … 指定された[値]の小数点以下第[桁数+1]位の値を切り上げる = ROUND(値, 桁数) … 指定された[値]の小数点以下第[桁数+1]位の値を四捨五入する 使用例: = ROUNDDOUN(5.98, 1) … 5.98の小数点第2位以下を切り捨てる = ROUNDUP(A1, 0) … セルA1の値の小数点以下を切り捨てる = ROUND(A1, -2) … セルA1の値の10の位を四捨五入する
一般形: = INT(値) … 指定された[値]の小数点以下を切り捨てる 使用例: = INT(A1) … セルA1の値の小数点以下を切り捨てる
一般形: = QUOTIENT(値, 除数) … 指定された[値]を[除数]で割ったときの整数商を求める = MOD(値, 除数) … 指定された[値]を[除数]で割ったときの余りを求める 使用例: = QUOTIENT(7, 2) … 7を2で割ったときの整数商を求める = MOD(A1, B1) … セルA1の値をセルB1の値で割ったときの余りを求める
一般形: = ABS(値) … 指定された[値]の絶対値を求める 使用例: = ABS(A1) … セルA1の値の絶対値を求める
一般形: = SIGH(値) … 指定された[値]の符号を調べる 使用例: = SIGH(A1) … セルA1の値の符号を調べます
一般形: = POWER(値, 指数) … 指定された[値]の[指数]乗した値を求める 使用例: = POWER(A1, -2) … セルA1の値の-2乗した値を求める
一般形: = SQRT(値) … 指定された[値]の平方根を求める 使用例: = SQRT(A1) … セルA1の値の平方根を求める
一般形: = EXP(指数) … 自然対数の底eを[指数]乗した値を求める 使用例: = EXP(A1) … 自然対数の底eをセルA1の値乗する
一般形: = LOG(値, 底) … 指定された[値]の指定された[底]を底とする対数を求める = LOG10(値) … 指定された[値]の常用対数を求める = LN(値) … 指定された[値]の自然対数を求める 使用例: = LOG(A1, 2) … 2を底とするセルA1の値を求める = LOG10(3) … 3の常用対数を求める = LN(A1) … セルA1の値の自然対数を求める
一般形: = PI() … 円周率を求めます(引数はありません) = RADIANS(角度) … 指定された[角度]をラジアン単位に変換する = SIN(値) … 指定された[値]の正弦を求める = COS(値) … 指定された[値]の余弦を求める = TAN(値) … 指定された[値]の正接を求める 使用例: = PI() … 円周率を求める = RADIANS(A1) … セルA1の値をラジアン単位に変換する = SIN(2) … 2の正弦を求める = COS(2*PI()) … 2πの余弦を求める = TAN(RADIANS(A1)) … セルA1の値をラジアン単位に変換して正接を求める
一般形: = COUNT(範囲) … [範囲]にあるデータの個数を求める(数値や日付,時刻のみで文字,文字列は含まない) = COUNTA(範囲) … [範囲]にあるデータの個数を求める(空欄以外) = COUNTBLANK(範囲) … [範囲]にある空欄の個数を求める = COUNTIF(範囲, 条件) … [範囲]の中で[条件]を満たすデータの個数を求める = COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, … 範囲n, 条件n) … それぞれの[範囲]の中でそれぞれの[条件]を全て満たすデータの個数を求める 使用例: = COUNT(A1, B1, C1) … A1〜C1セルにある文字,空欄以外のデータの個数を求める = COUNTA(A1:A10) … A1〜A10セルにある空欄でないデータの個数を求める = COUNTBLANK(A1:A10) … A1〜A10セルにある空欄の個数を求める = COUNTIF(A1:A10, ">0") … A1〜A10セルで値が0より大きいデータの個数を求める = COUNTIFS(A1:A10, ">0", B1:B10, "<>0") … A1〜A10セルで値が0より大きく,B1〜B10セルで値が0以外の条件を満たすのデータの個数を求める
一般形: = AVERAGE(範囲) … [範囲]にある値の平均値を求める(文字,文字列や空欄は対象としない) = AVERAGEIF(範囲, 検索条件, 平均対象範囲) … [範囲]の中で[検索条件]を満たす[平均対象範囲]の値の平均値を求める(文字,文字列や空欄は対象としない) = AVERAGEIFS(平均対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, … 条件範囲n, 条件n) … それぞれの[条件範囲]の中でそれぞれの[条件]を全て満たす値の平均値を求める(文字,文字列や空欄は対象としない) 使用例: = AVERAGE(A1, B1, C1) … A1〜C1セルにある文字,空欄以外の値の平均値を求める = AVERAGEIF(A1:A10, "60>=", B1:B10) … A1〜A10セルにあるのデータ中で60以上の値の行のB1〜B10セルの文字,空欄以外の値の平均値を求める = AVERAGEIFS(C1:C10, A1:A10, ">0", B1:B10, "<>0") … A1〜A10セルで値が0より大きく,B1〜B10セルで値が0以外の条件を満たす行のC1〜C10セルの文字,空欄以外の値の平均値を求める
一般形: = MAX(範囲) … [範囲]にある数値データの最大値を求める = MIN(範囲) … [範囲]にある数値データの最小値を求める 使用例: = MAX(A1, B1, C1) … A1〜C1セルにある数値データの最大値を求める = MIN(A1:A10) … A1〜A10セルにある数値データの最小値を求める
一般形: = FREQUENCY(データ配列, 区間配列) … [データ配列]と[区間配列]から度数分布を求める 使用例: = FREQUENCY(A1:A100, B1:B10) … A1〜A100セルにある値がB1〜B10セルの区間に含まれるか度数分布を求める
一般形: = MEDIAN(範囲) … [範囲]にある数値データの中央値を求める = MODE(範囲) … [範囲]にある数値データの最頻値を求める 使用例: = MEDIAN(A1, B1, C1) … A1〜C1セルにある数値データの中央値を求める = MODE(A1:A10) … A1〜A10セルにある数値データの最頻値を求める
一般形: = RANK(数値, 参照, 順序) … [数値]を[参照]の範囲にあるデータ列と比較して何番目にあるかを求める([順序]は上からか下からか指定) 使用例: = RANK(B1, A1:A10, 1) … B1セルの値がA1〜A10セルにある数値データの下から何番目かを求める
一般形: = STDEV(範囲) … [範囲]にある値の標本標準偏差を求める = STDEVP(範囲) … [範囲]にある値の母標準偏差を求める 使用例: = STDEV(A1, B1, C1) … A1〜C1セルにある数値データの標本標準偏差を求める = STDEVP(A1:A10) … A10セルにある数値データの母標準偏差を求める
一般形: = SLOPE(yの範囲, xの範囲) … [yの範囲]と[xの範囲]から回帰直線の傾きを求める = INTERCEPT(yの範囲, xの範囲) … [yの範囲]と[xの範囲]から回帰直線の切片を求める 使用例: = SLOPE(A1:A10, B1:B10) … A1:A10セルの値とB1:B10セルの値から回帰直線の傾きを求める = INTERCEPT(A1:A10, B1:B10) … A1:A10セルの値とB1:B10セルの値から回帰直線の切片を求める
一般形: = IF(論理式, 真の場合, 偽の場合) … [論理式(条件)]の判定を行い、真の場合は[真の場合]の値を、偽の場合は[偽の場合]の値を返す 使用例: = IF(A1>0, A1, 0) … セルA1の値が0より大きかったらA1の値を返し、それ以外の場合は0を返す
一般形: = AND(論理式1, 論理式2, … 論理式n) … 全ての[論理式(条件)]の判定を行い、全て真の場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを返す 使用例: = AND(A1>0, B1>0, C1>0) … A1, B1, C1の全てのセルの値が0より大きかったらTRUEを、それ以外の場合はFALSEを返す
一般形: = OR(論理式1, 論理式2, … 論理式n) … 全ての[論理式(条件)]の判定を行い、1つでも真の場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを返す 使用例: = OR(A1>0, B1>0, C1>0) … A1, B1, C1セルの値で1つでも0より大きい値があったらTRUEを、それ以外の場合はFALSEを返す
一般形: = VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型) … [検索値]を[範囲]の中で検索し、見つかった行の[列番号]の値を取り出す([検索型]をFALSEにすると完全一致,それ以外は[検索値]未満の最大値を検索) 使用例: = VLOOKUP(A1, B1:D3, 3, FALSE) … A1セルの値をB1:D3の範囲で完全一致で検索し、見つかったら検索範囲の3列目(今回はD列が該当)の値を取り出す
一般形: = HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, 検索の型) … [検索値]を[範囲]の中で検索し、見つかった列の[行番号]の値を取り出す([検索型]をFALSEにすると完全一致,それ以外は[検索値]未満の最大値を検索) 使用例: = HLOOKUP(A1, B1:D3, 3, FALSE) … A1の値をB1:D3の範囲で完全一致で検索し、見つかったら検索範囲の3行目(今回は3行目が該当)の値を取り出す
一般形: = MATCH(検索値, 検査範囲, 照合の種類) … [検索値]を[検査範囲]の中で検索し、見つかった行の[列番号]の値を取り出す([検索型]をFALSEにすると完全一致) 使用例: = MATCH(A1, B3:F3, FALSE) … A1セルの値をB3:F3の範囲で完全一致で検索し、列番号を求める