3DSSPCはシールド機と地盤との間に発生する応力をきちんと処理しています。
カッターフェイス作用力や、シールドマシン外周での地盤反力を掘削履歴に基づき算出します。コピーカッターの効果による地盤反力の変化や、 テール部でのセグメントとスキンプレート間作用力も算出できます。

3DSSPCは施工区間の地層構造と地盤物性を入力することにより、軟弱地盤から自立性の高い地盤まで、そして、 地層境界面での掘削状況までをも再現可能です。地層が変化する現場での施工管理に貢献します。

動力学モデルにより算出される各種作用力と変位は、各種の地盤解析FEMプログラム等と組み合わせることで、 シールドトンネル掘削による周辺地盤への事前影響評価などを可能かつ容易にします。
また、シールド装備推力などを、設計段階で適確に推定できるようになり、シールドマシンのコスト削減につながります。

3DSSPCはWindowsのインストールされたAT互換機パーソナルコンピュータで運用が可能です。
また、ノートパソコンなどにインストールすることで優れた可搬性と随時性を発揮できます。

Windows画面上でマルチタスクに使用でき、各種のオペレーションはマウスにて行えます。自由にカスタマイズ可能な表示画面は、 見たい情報のみを見たい画面サイズにて利用できます。