2004/7/22 長岡技術科学大学調査団 (22nd July, 2004 NUT investigating commission)
はじめに
長岡技術科学大学で調査団を結成することになりました.私は土砂災害を中心に調べることになっていますが,今回は破堤箇所を中心に回りました.信濃川工事事務所の方の案内で,一般の人では入っていけないところにも行けたので満足しました.
塩谷川,刈谷田川(池之島町付近)
- 白いシートをかぶせてあるところが刈谷田川が破堤した場所です.細かい砂やシルト質土がこちらに流されてきています.かなりの水位があったことが理解できます.
- 稚児清水川の破堤場所です.ちょうど刈谷田川と合流するところです.
- 両岸が決壊したことがわかります.
- すごい水位があったことがわかります.
- 道路盛土も破壊されています.
五十嵐川(諏訪新田,曲渕付近)
- 破堤した堤防です.復旧作業をしています.普通は,湾曲の外側が破堤しますが,ここでは内側が破堤しました.外側堤防は,越流はしましたが,破堤はしませんでした.
- 破堤した堤防横の水田です.土砂が流れ出ているのがわかります.
- 破堤箇所に近づいてみました.堤防が壊されただけでなく,地盤を大きくえぐり取っていることがわかります.
- えぐり取られたところには水が溜まっています.
- 外側堤防は河川の外側が若干崩れているのみでした.
刈谷田川(中之島付近)
- 破堤した堤防です.仮復旧されています.
- 破堤した堤防です.
- 破堤した堤防を歩いてみました.土はゆるく,ポヨポヨしていました.
- 破堤した堤防の外は壊滅的状態です.
- やはり,下の地盤がえぐられるようになっていますね.
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