はじめに

東京大学の東畑先生のグループと合同調査を行いました．この豪雨災害が起こってからほぼ一年，工事が入り全く変わってしまったところ，まだ手つかずで全く変わっていないところ，興味深かったです．

栃尾市平，大町

平 No. 1	切土面 No. 2	宝光院 No. 3	地すべり No. 4	斜面上から No. 5

1. 栃尾市平(栃尾大橋の横)の地すべりです．斜面を切り，整地されています．最終的にどうなるのでしょうか．国道290号線の栃尾大橋は橋脚基礎が地すべりの影響を受けて，まだ通行止めです．
2. 切土して整地された面です．丸石を多く含んでおり，河岸段丘であると思われます．
3. 栃尾市大町宝光院の裏です．土石流が直撃し，宝光院が土砂を堰き止める形になり，町への被害はあまりありませんでした．
4. 滑落崖が見えてきました．重機が入っています．
5. 斜面上より下を眺めてみました．この下に宝光院があります．

栃尾市北荷頃，長岡市浦瀬

北荷頃 No. 6	水みち No. 7	斜面上から No. 8	土嚢ダム No. 9	泥岩面 No. 10

6. 北荷頃の地すべりです．砂岩面が出ています．斜面上には型枠が組まれています．
7. 浦瀬の地すべりです．水によって削られたようです．
8. 斜面上より下を眺めてみました．
9. 土嚢で砂防ダムを造っています．
10. 土砂が抜け落ちて，泥岩面が出ています．

三島町逆谷，蓮花寺

地すべり No. 11	地すべり No. 12	地すべり No. 13	地すべり No. 14	地すべり No. 15

11. 県道443号線(阿弥陀瀬上条線)沿いの地すべりです．
12. 豚小屋奥(逆谷)の地すべりです．かなり流動的だったようです．
13. 豚小屋下の地すべりです．重機が入っています．
14. 法花寺裏(蓮花寺)の地すべりです．
15. 斜面上より下を眺めてみました．倒壊した法花寺は取り除かれてしまいました．

中永トンネル横の土石流

土砂 No. 16	土石流跡 No. 17	土石流跡 No. 18	土砂崩れ No. 19	土石流跡 No. 20

16. 流れ出した土砂が堆積しています．
17. 土石流跡です．上流方向を見ています．
18. 少し上流に登ってみました．上流方向を見ています．向こうの山はすべっています．
19. 側方斜面も土砂崩れを起こしているところが何ヶ所もありました．
20. さらに奥から土砂が流れ出たようですが，土砂が緩くて先へは進めませんでした．

出雲崎町中山，久田，寺泊町山田

地すべり跡 No. 21	地すべり跡 No. 22	表層すべり No. 23	表層すべり No. 24	表層すべり No. 25

21. 中山の地すべり跡です．滑落崖はコンクリートで固められています．
22. かなり厳重に地すべり対策が行われています．
23. 久田の表層すべりです．道路に被害が出ないように土砂止め壁が造られています．
24. 久田の表層すべりです．
25. 山田の表層すべりです．急崖であることがわかります．