上越斜面崩壊現場粘土採取調(平成24年11月)
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東京大学生産技術研究所の清田研究室,株式会社キタックの方々とともに,地滑りによって斜面に露出した泥岩の採取を行いました.
採取地は,2012年3月に新潟県上越市板倉区国川で地滑りの発生した斜面です.
対策工事中に泥岩が出たとの情報を得て,良い機会ということで工事中の現場にお邪魔させていただきました.
本研究室からは,豊田先生,高田さん,M1野本の3名の少数精鋭で参加しました.
調査当日は,前日深夜より雷雨が発生しており,雨が断続的に降る新潟の秋らしいコンディションとなっていました.
下がる気温と下がるテンションをこらえつつ,本学を出発しました.
上越市へ向かう高速道路の途中のPAで清田研究室の清田先生,研究員の京川さん,博士のジーナさんと合流,また,IC出口でキタックの小池さんと合流し,いざ斜面へ.
到着した斜面は,当時の斜面崩壊の大きさを物語るように,不自然に境界のある林と,大規模に露出した地盤がありました.
また,地滑りが発生するような急斜面でなかったことが印象的でした.
雨の降る中,全員が戦闘服へと着替えて試料採取を開始.
斜面に露出した泥岩をせっせと掘り,雨のせいでぬかるんだ地盤を働きアリのように車まで運搬しました.
採取した泥岩は,硬く脆い印象で,鉄分のにおいがしました.
濡れた所が崩れやすく,スレーキングしやすい印象も受けました.
工事中に試料採取をさせていただき,ありがとうございました.
一方,清田先生は泥岩を大量に100kg(!)ほど採取しておりました.レンタカーの後部座席が土嚢袋でいっぱいに....
お昼御飯は,上越市のラーメン屋である「こってりらーめん Gita」に行きました.
東京にはないラーメンということで,超こってりのお店をチョイスしましたが,やはり留学生のジーナさんにはきつかったご様子.
しかし,ラーメンを注文して待っている間の時間に,ジーナさんより今回の泥岩採取に関する研究内容を,ノートパソコンからパワポで説明していただきました.
ラーメン屋で気の抜けたM1野本は,このような所でも時間を無駄にしない東大クォリティに,感心するばかりです.すいません..
昼食後は一路長岡へ.
山古志村へも試料採取に行く予定でしたが,時間の都合上やむなく断念.
本学のすぐ裏手にあるニュータウン周辺にて,なんとか土を採取できないか走り回りましたが,なかなか良いところが見つからず,こちらも断念.
東京よりいらっしゃった清田研の方々も,帰りの時間となってしまい,このままタイムアップ.
本日はありがとうございました.
我々は,本学へ帰還した直後に,採取した泥岩を用いて実験開始です.
M1一同を緊急招集し,泥岩という初めての試料に悪戦苦闘しつつ,一通りの試験の段取りを進めました.
長岡技術科学大学は,「足」と「腕」だでは絶対に負けません!
ところで,現場へ行くのにヘルメットを忘れるなんてありえませんよね....先生?
試験結果は,試験が終了した次第公開予定です.
激闘!!泥岩まつり†
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