Internship

実務訓練

 本学では,学部4年次の10月から2月末まで,大学院修士課程に進学が内定している学生を対象として実務訓練と呼ばれるインターンシップが行われています. 地盤工学研究室の学生は,以下のような実務訓練先で研究・業務の補助を行い,実践的な技術を学び,大学院での研究にその成果を生かしています.

氏 名 実務訓練受入機関 訓練レポート
** 平成26年度 **
新井 祐太 中央復建コンサルタンツ㈱
荒俣 兆 (独)港湾空港技術研究所土質研究室
安藤 正樹 日本工営㈱
岡田 広大 応用地質㈱新潟支社
桑原 正也 日本シビックコンサルタント㈱
高梨 諒 ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱
田中 秀幸 パシフィックコンサルタンツ㈱
田中 将平 基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社
中田 早紀 ㈱建設技術研究所
平神 拓真 飛島建設㈱技術研究所
真鍋 晃一 (財)鉄道総合技術研究所
** 平成25年度 **
Pham Hung Van ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱
板倉 茉央 カタルーニャ工科大学
大森 洋介 基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社
河村 貴志 応用地質㈱新潟支社
Nguyen Duc Tam ㈱開発設計コンサルタント
櫻井 高志 (独)港湾空港技術研究所土質研究室
白井 隆文 日本シビックコンサルタント㈱
Soumpho Lphakdy Vanna 日本工営㈱
山村 恭子 飛島建設㈱技術研究所
吉崎 健司 (財)鉄道総合技術研究所
** 平成24年度 **
小川 秀成 飛島建設㈱技術研究所
黒橋 群 ㈱開発設計コンサルタント
福田 圭 基礎地盤コンサルタンツ㈱中国支社
松尾 東 (財)鉄道総合技術研究所 <レポート4>
赤井 勇司 日本工営㈱
** 平成23年度 **
AKATWIJUKA RONALD 日本シビックコンサルタント㈱
淡路 一成 飛島建設㈱技術研究所
NGO NGOC CUONG 基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社
豊島 克亘 (独)港湾空港技術研究所土質研究室
西屋敷 岳 (財)鉄道総合技術研究所
野本 将太 応用地質㈱ 新潟支社
松岡 治 ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱
矢澤 修一 日本工営㈱
** 平成22年度 **
森田 雅也 ㈱開発設計コンサルタント
今村 良輔 日本シビックコンサルタント㈱
岩田 諒介 中央復建コンサルタンツ㈱
大森 絵美 国土交通省北陸地方整備局 長岡国道事務所
武田 成史 (財)鉄道総合技術研究所 <レポート3>
檀原 志織 基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社
米川 幸宏 (独)港湾空港技術研究所土質研究室
** 平成21年度 **
中村 良平 飛島建設㈱技術研究所
根岸 瑞希
中村 浩士 基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社 <レポート2>
瀧瀬 真輝 ㈱開発設計コンサルタント
竹中 光一郎 ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱
松岡 知弥 日本シビックコンサルタント㈱
東川 正和 (財)鉄道総合技術研究所
須佐見 朱加 応用地質㈱ 関西支社 <レポート1>
垣内 祐輝 中央復建コンサルタンツ㈱
苗田 浩理 (独)港湾空港技術研究所土質研究室
** 平成20年度 **
田崎 健祐 飛島建設㈱技術研究所
稲田 匠吾 日本シビックコンサルタント㈱
中島 千博 ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱
山内 郁人 (財)鉄道総合技術研究所
CHANTHAVONG THANONGDETH 日本工営㈱
佐藤 勇太 応用地質㈱ 新潟支社
登坂 直城 (独)港湾空港技術研究所土質研究室
橋本 詩穂 基礎地盤コンサルタンツ㈱関西支社
** 平成19年度 **
伊藤 隼人 日本工営㈱
後藤 健吾 日本シビックコンサルタント㈱
田邉 寛典 (独)港湾空港技術研究所土質研究室
星野 笑美子 応用地質㈱ 新潟支社

 実務訓練レポート

レポート4

1.実務訓練先

  • 私が実務訓練先に選んだのは,公益財団法人鉄道技術総合研究所(以下鉄道総研)トンネル研究室です.私は現在,将来的に鉄道事業へ従事したいと考えております.このことを踏まえ翌春からの大学院進学にあたり,「研究」とはどのようなことかを学ぶため,日本でも鉄道研究において屈指の機関である鉄道総研を選びました.

2.現在の仕事内容

  • 私は現在,数値解析による山岳トンネルの覆工設計と模型実験による山岳トンネルの覆工実験を行っております.数値解析では鉄道総研独自の解析ソフトを用いて骨組構造解析を行い,鉄筋コンクリート覆工の設計をしています.模型実験では1/5スケール大型トンネル覆工模型を用いて様々な条件における実験の補助,データ整理を行なっています.また,担当研究員の方に御指導いただきながら土木学会への年稿の執筆も行なっております.

3.実務訓練の所感

  • 実務訓練開始直後は,慣れない環境と初めて扱う「トンネル」に関する課題に非常に戸惑い,悩みましたが主体性と自主性をもちながら仕事へ取り組み,分からない部分は積極的に担当研究員の方へ質問することで解決することができました.研究員の方々は皆さん非常に優しく,分からないところは丁寧に教えてくださります.また,所内の研究員以外の方々も折に触れてコミュニケーションをとってくださるので,非常に安心して充実した所内外生活が送れました.さらに,鉄道総研での実習は所内だけではなく所外での勉強会や,現場見学の機会などもあり他大学の先生,鉄道事業者,ゼネコン,設計コンサルタントなど,様々な方とお話させていただく機会がありました.学生という身でありながら,技術と知識を持ち合わせた社会の大先輩の貴重なお話を拝聴することができ,これから就職活動を行う自分自身にとって大変貴重な経験となりました.全体を通じて,鉄道総研での私のインターンシップは非常に有意義なものであり,トンネル研究室でインターンシップを行うことができ非常に良かったと思っております.

4.実務訓練の様子

クラック測定作業


 

レポート3

1.実務訓練先

  • 私が実務訓練先として選択した機関は(財)鉄道総合技術研究所であり, ここは鉄道に関する研究機関としては日本最大規模とされています. 私が鉄道総研を選んだ理由としては現在,鉄道は身近な公共交通となっているが, 土木分野ではどのような研究がなされているかを学びたいと思ったからです.

2.現在の仕事内容

  • 実務先ではれんが積み覆工トンネルに関する模型実験に従事しています. この実験の目的はブロック積みトンネルの地震時における変形挙動や変形性能の把握を目指すことです. 私が実務訓練に配属された10月は試験体作成作業の最終段階でしたが, 私の与えられたテーマは11月が本実験と予定されていたので,10月は実験準備に携わりました. 具体的には模型の作成や計測器の取り付けなどを行いました.私はこれまで計測器に触れたことがありませんでしたが, 研究所の方に計測器の扱い方などを教えていただき作業を行いました. 現段階では,データ整理は行っていませんが12月中にデータ整理を行い報告書の作成に取り掛かる予定です. 現在は,別の新たなテーマの実験作業を行っております.また,12月中旬には地下鉄の現場に見学に行く予定です.

3.実務訓練の所感

  • 研究所では鉄道構造物のこれから起こる問題を現段階から思考し, 安全な鉄道を守る研究がなされていました.私は実務訓練に来る前まではトンネルに関する知識は全くありませんでした. しかし,職員の方からトンネルに関する様々なこと, 実験担当者の方からは過去に現場でトンネルを施工していた時の話などを教えていただき, 大学の講義では聞くことのできない貴重な施工現場での話を聞かせてもらっております. また,実務訓練期間には社会人の様々な業種の方と話をする機会が多くさまざまな分野の話が聞くことができ 自分自身の将来の選択を考える良い機会となりました.残りの期間では社会人としてのマナーなども教えていただき, 座学では経験できない数多くのこと教えていただきたいと思っております.

4.訓練中の生活スタイル

  • 7:20起床-8:20出発-9:00出勤-12:00昼休み-18:00退社-19:00帰宅

5.実務訓練の様子

地盤の作製作業 計測器の取り付け作業 実験装置の準備作業


 

レポート2

1.実務訓練先

  • 私が実務訓練先として選んだのは,地質系コンサル最大手の応用地質株式会社であり,その中でも試験業務を受け持っているコアラボセンターで研修をさせていただいています.この会社を選んだ理由として,私は以前から研究職に興味があり,現場と試験室が密接な関係であることから現場の現象と試験技術を関連付けて考えることができると思ったからです.

2.現在の仕事内容

  • 10月から12月にかけては「土に対する感性を養う」という観点から,実際の現場で採取されたサンプリングの押し出し,観察,成形,および力学試験を中心に行いました.その結果,ある程度ではあるが,試料を触り,土の種類や含水比,および強度などが分かるようになりました.また,1月と2月は今まで研修してきたことを踏まえ,実際の現場で問題とされている事象について研究を行っています.その他,社会貢献の一環として行っている小学校への出前授業にも参加させていただきました.

3.実務訓練の所感

  • 私は研修させていただくまで,「地中深くの土」というのを見たことがありませんでした.ですが,業務の中で様々な地域の試料に触れたこと,さらにその試料を用いて研究をさせていただけたことは大変貴重な体験だといえます.また,5カ月という長期にわたって研修をさせていただき,地盤に関することも教えていただきましたが,それ以上に社会人としての立ち振る舞いなど大学の講義では得られない財産を得ることができました.本学の特色である実務訓練は,自分の将来展望を形成する上でも大変有意義なものとなりました.

 

レポート1

1.訓練の模様

ゴム巻き挑戦中 三軸セット中
沈降分析中 ボーリング調査


2.現在の仕事内容

  • 実務訓練実施前に提出した「埋立土の液状化評価手法」の希望を受け入れて頂き,実務先では「埋立地盤の土質調査及び液状化判定」というテーマの元で実際に業務に従事しました.目的としては人工島エプロン部の地盤性状を把握し,液状化判定を実施するものです.私が実務訓練に配属された10月は,まだ現地調査を行っている段階であり,工期が12月末までであることから業務内容すべてに立ち会うことができました.10月~11月上旬の期間は現場においてボーリング調査及び原位置試験の立ち会い.11月中旬~12月上旬は奈良県にある試験室において室内土質試験を行いました.室内試験では物理試験(沈降分析,ふるい分析,液塑性限界試験など),力学試験では地盤の変形特性を求めるための繰返し三軸試験(動的変形試験),液状化強度を求めるための繰返し三軸試験(液状化試験)を行いました.12月中旬より年末にかけて関西支社において一次元地震応答解析(SHAKE及びFLIP)を行い,液状化判定を行いました.現在は工期が終了したことから,別業務である河川堤防の浸透流解析を行っています.また,中空ねじり試験の業務が2月より始まるので見学に行く予定です.

3.実務訓練の所感

  • 私の場合は実務訓練の配属時期が良かったため,希望するテーマに合致する業務を行っていました.業務では,現場立会いから原位置試験(PS検層,不攪乱試料採取など),室内土質試験(物理試験,力学試験),解析(一次元地震応答解析),AutoCAD等を学ぶことができました.大学院での研究テーマを実際の業務において,すべての段階で参加できたのは大変貴重な体験であると思います.また,就職前に半年間会社に配属され,実際の業務を体験できることは将来の就職先の選択に大いに役立つと考えます.そういう意味からも学部4年に実施される実務訓練は非常に有意義な制度であり,他大学にない本大学の魅力の一つだと思います.

4.訓練中の生活スタイル

  • (関西支社)5:30起床 – 7:40出発 – 8:30出勤 – 12:00昼休み – 17:30退社 – 18:30宿舎到着
  • (試験室:奈良県)5:00起床 – 7:00出発 – 8:45出勤 – 12:00昼休み – 19:00退社 – 21:00宿舎到着
  • 土日祝日は基本的に休みなので大阪の友達と遊んだり買い物をしたり充実した日々を送っています.神戸の東灘区に宿舎があることから神戸や大阪はもちろん,京都,和歌山にも遊びに行きました.